次のボランティアは沖縄
投稿日：2019.11.13
11月13日 水曜日
戦争ほど残酷なものはない…。
戦争ほど悲惨なものはない…。
次の塗装ボランティアは念願の沖縄に決まりました。
過去、戦後70年の節目に、あのヒロシマとナガサキをボランティアしました。
偽善者の私でも節目の時ぐらい平和を意識して何が悪いか…。
多くの方の協力を得て広島と長崎に、思いを込めて刷毛を入れさせて頂きました。
その後は、大戦の始まりとなったハワイの真珠湾…。
ここも真珠湾にあるキャンベル高校をボランティア塗装し、
ひと刷毛、ひと刷毛に想いを込めさせて頂きボランティア塗装しました。
心残りは、この沖縄だけ…。
大戦時に、原爆以外に1番、虐められ苦しめられた沖縄なのです。
沖縄は大戦時、実に12万人の犠牲者を出したところ…
これは県民の4人に1人が犠牲になった数になります…
ココに想いと願いを込めて刷毛を入れないと、私のボランティア人生は語れないのです。
平和がキーワードでボランティアしてるなら子供も女の子も、
無差別に被害のあった沖縄をやらなくて、私のボランティア人生は語れないのです。
その時の事実を知ると、幻であって欲しい最悪の歴史です。
その昔は琉球王国として全く平和に、全く安穏に暮らしていた琉球独自の平和な国が、
薩摩藩に侵略され、その後に日本国として、対立する米国に
空爆、手榴弾、銃弾、火炎放射器、撃たれたり焼かれたりめっちゃくちゃされて…。
戦後も円〜ドルに代わり、車も右側通行になりアメリカに統治された沖縄。
日本本土に行くにはパスポートが必要だった過去。
高校野球の聖地、甲子園にも沖縄県代表として
出場するようになったのは、そう昔ではないのです。
その沖縄で、塗装ボランティアをやる事は私には必須でした。
その沖縄で、やっと塗装ボランティアが実現します。
やっと念願叶います。
この実現は戦後75年の節目となります。
先日に焼けてしまった悪夢の首里城…。
首里城は日本で例えるなら国会議事堂のような琉球王国の聖地。
その日本で例えるなら県庁のような城があった中のひとつに今帰仁とあります。
今帰仁と書いてナキジンと読みます。
何でナキジンと読むのか意味はわからない。
どう転んでも今帰仁を、ナキジンとは読めないのだが、ナキジン。
今帰仁の城跡も世界遺産です。
そこの今帰仁村にある、今帰仁中央公民館が今回のボランティア先。
東京の板橋倫理法人会の尊敬なるご婦人からの紹介でここに決まりました。
去年に今帰仁の村長に直談判し、ここのボランティア塗装の許可を得ました。
今回は2回目の下見に行ってまいりました。
ボランティアに参加する人の昼の弁当、駐車場の確保、道具の手配、送迎手段、
宿泊ホテル、必要な道具、塗料、配色、作業の手順など決める事が盛り沢山なのです。
こんなもん、既に100箇所ほど経験してますから平気ですが。
この赤色の柱で有名な今帰仁中央公民館。
築45年ほどです。
沖縄返還を機に建立された建物です。
沖縄が日本に返還された事を記念して作られた建物ですから
意義のある建物が今回のターゲットです。
赤色の柱で有名な建物だが、赤色が色褪せてボロボロ。
ならば、俺たちペンキ屋が無償で赤色を復元しなならんでしょう。
赤色を塗るのは難しいのです。建築物の赤はプロしか塗れないと思います。
色褪せた赤色の柱を俺たちペンキ屋が塗ってやる。
大戦で苦しめられた沖縄を舐めんなよちゅうとこです。
不始末で首里城も焼けてしまった今、
本当に沖縄ボランティアは深い深い大義があるのです。
沖縄は今帰仁でやる沖縄ボランティア…。
日本のペンキ屋諸氏！
気持ちあらばボランティアに来てください。
戦後75年の節目ぐらい、平和を祈念するペンキ屋塗りをしようではないか！
平和の条件には色々あります。色々ある中のひとつに、平和の条件には「色」が必要です。
カラフルな国土しか、人は幸福を味わえないのです。
暗黒の国土では人は幸福を感じないのです。
色褪せた沖縄の建造物をペンキ屋が色を塗り平和を訴えましょう！
誰が参加しても自由です。
気持ちあらばご一報ください。
ボランティアゆえ、全て自費活動ですがペンキ屋ならばやるべきだと信じます。
時代は沖縄ボランティアでっせ！
運の良い私…。
何ヶ月か前に、沖縄は西原町に麻布の沖縄営業所があります。
弊社の沖縄に支店を出すのも歴史上、念願でした。
沖縄営業所(沖縄麻布)の光永社長と一緒に下見に行きました。
2回目の下見。開催は来年の1月13 日〜15 日までの3日間。
見とれよクソったれ…想いを込めて甦らしてやるからな…。
世の中に綺麗な色を施し、世の中を美しくするのは、
俺たちペンキ屋の使命なのだ、以上！！
麻太郎
